ネスレ日本は、子育て中のお母さん・お父さん、幼稚園の先生、保育士さん同士のコミュニケーションを活性化する集いの場「ネスカフェ パパママカフェ」を、全国の幼稚園・保育園に展開する。2017年中に50カ所、2018年中には100カ所以上での展開を予定。

「ネスカフェ パパママカフェ」

同カフェは気軽にコーヒーを飲みながら、保護者や保育士・幼稚園の先生などとコミュニケーションを取ることができる場を提供したいという想いから生まれたカフェ。子どもの送り迎えの際だけでなく、園でのイベント実施時や、地域の人々も使用できる地域コミュニティの場としての利用も視野に入れている。

カフェブースには、簡単なボタン操作で、本格的なカフェメニューを楽しめる家庭用コーヒーマシン「ネスカフェ ゴールドブレンド バリスタ」を設置する。授乳期や妊産婦の人に向け、カフェインレスコーヒーも用意する。

カフェブースに設置する什器は、「アンパンマン」や「ウォーリーをさがせ!」を始めとした児童書などの書籍や、保育関連施設向けに遊具などを販売するフレーベル館が監修した。丸みのあるデザインを採用したほか、園児の手が届かない高さにコーヒーマシンを置く仕様にするなど、安全面にも考慮している。

什器はフレーベル館が監修

同カフェはすでに全国で4施設(保育園:2施設、幼稚園2施設)展開している。利用した保護者や保育士・幼稚園の先生にアンケートを行ったところ、94%が「パパママカフェ」に満足したという結果に。また80%の保護者が、同カフェがあることで保護者同士や先生との会話・コミュニケーションが増えたと回答している。

利用者からは、「友達を作るのが苦手でしたが、カフェを利用して友達が増えた(保護者)」、「保護者から相談を受ける時に、「ちょっとコーヒーでも飲もうよ」みたいな感じで利用しています(園長)」、「気軽に立ち寄ることができる場所ができたことで、お母さん達のコミュニケーションが活性化しているように感じる(先生)」などの声も寄せられているという。