サテライトオフィスは11月17日、「ロボットブラウザ」を導入している企業向けに、WebRTCを利用した顔認証システムが実現可能なビジネステンプレートを追加したと発表した。

同社では、RoBoHoN(ロボホン)などのロボットに対して、簡単に連携できる専用ブラウザ「ロボットブラウザ」を提供しており、プログラミングなどの専門知識がないユーザーでもスマートロボットの操作や連携機能が利用できる。

今回、ロボットブラウザのユーザーから要望が多かったWebRTCを利用した顔認証システムを実現できるテンプレートを開発し、ロボットブラウザの導入企業向けに無償提供を開始。ロボットブラウザを利用している企業は、テンプレートからカスタマイズし、自社システム内に取り込むことができるようになる。また、既存システムや基幹系システムとの連携も容易だという。

WebRTCを利用した顔認証システムユーザー登録画面

新たに追加したテンプレート「WebRTCを利用した顔認証システムユーザー登録画面」では、名前かIDを登録して、パソコンのカメラで撮影して登録する「ユーザー登録機能」と、WebRTCを利用し顔認証し、ユーザーを特定する「ユーザー認証機能」を搭載した。