あおぞら銀行は11月15日、55~74歳のシニアを対象とした「シニアのリアル調査」の結果を発表した。調査期間は2017年6月14~16日、有効回答は2,070人。

「配偶者に内緒で買ったものはない」66.4%

へそくりの有無を問うと、43.7%が「へそくりあり」と回答し、平均金額は99万円(同1万円減)。男女別にみると、男性は58万円(同9万円減)、女性は138万円(同6万円増)と、女性は男性の2倍以上の金額となった。

へそくりの有無

配偶者・パートナーに内緒で買ったものの有無を尋ねると、「内緒で買ったものはない」と答えた割合は前年比0.1ポイント増の66.4%。男女別では、男性65.0%、女性67.8%となり、男性は前年より3.1ポイント減少したのに対し、女性は3.4ポイント増加した。

「内緒で買ったものがある」と答えたシニアに何を買ったのか聞くと、1位は「株式」で17.2%。男女別にみると、男性の1位は「株式」(23.5%)、女性の1位は「指輪、ネックレス、イヤリング」(19.5%)となった。

配偶者の誕生日にしていることは、「食事に行く」が40.7%で最多、次いで「プレゼントを贈る」が25.3%。結婚記念日でも、「食事に行く」が32.4%、「プレゼントを贈る」が8.1%の順となった。

配偶者へ贈るプレゼントの平均金額は6,600円(前年同額)。一方、理想の平均金額は1万3,500円(前年比1,600円減)で、理想と現実の差は前年より縮小したものの、依然として2倍以上の差があることがわかった。

夫婦で行く国内旅行の平均金額は同200円増の9万3,600円とほぼ横ばい。海外旅行の平均金額は同5,700円減の40万4,600円とやや減少した。