大日本印刷(DNP)は11月15日より、タイでSNSマーケティングビジネスを展開するInternet-Based Business Group(IBG社)の子会社であるZanroo Japanと販売連携し、IBG社が独自開発したSNS解析ツール「Zanroo」を活用した企業のSNSマーケティングを支援するサービスを開始すると発表した。

「Zanroo」は、ASEAN地区を中心に13カ国・17言語のSNSやブログなどのローカルメディアから、現地の生活者の投稿内容などを統合的に収集し、解析するツール。地図上にSNSの解析結果をマッピングして可視化する機能や、SNSの投稿管理、ユーザーとのコミュニケーション管理等の機能を持ち、現地で影響力のある“インフルエンサー”を活用したマーケティング施策につなげやすい仕組みだという。

Zanrooの解析概要図

今後、DNPでは、メーカーをはじめグローバルな事業展開を行う企業や、旅行会社・地方自治体・流通事業者等のアウトバウンド/インバウンド需要などに対して、Zanroo Japan社との連携によるSNS解析でのマーケティングコンサルティングなどのサービスを提供していく。

「Zanroo」の価格(税抜)は、初期費用が13万円で、Zanroo月額利用費が23万円~。