グレープシティは11月15日、Salesforce専用バーコードコンポーネント「GrapeCity Barcode for Salesforce(以下 GrapeCity Barcode)」をアップグレードし、Salesforceプラットフォーム上のデータをバーコード化する「生成機能」に加え、モバイルアプリ(iOS/Android)での読み取りを実現したと発表した。月額標準価格は1ユーザー900円。

GrapeCity Barcodeは、Salesforce専用のバーコードコンポーネントで、Salesforceに格納されているリード、取引先、商談、キャンペーンなどのオブジェクトデータをバーコード化できる。

最新版では、バーコードの読み取り機能が付属したSalesforce専用モバイルアプリを提供。従来の読み取り機能はバーコードをモバイルカメラで写真撮影し、画像にしてから値を読み取る方式だったが、専用アプリでは画像にする必要がなく、バーコードがカメラの視界に入るとすぐに値を読み取ることができるようになった。

例えば、Salesforceで管理している顧客のIDをQR コード化し展示会の招待状に印刷。展示会当日にその招待状のQRコードを専用アプリで読み取ると、Salesforce内の顧客データの活動履歴に展示会への出席フラグ立てるといったカスタマイズが行える。

さらに専用アプリはバーコードの読み取り機能だけではなく、Salesforce が提供する標準のモバイルアプリ(Salesforce アプリ)と同等の機能を備えているという。