ブッフォンに続き…デ・ロッシ、バルザーリも代表引退、キエッリーニも引退示唆

代表引退を表明したデ・ロッシ、バルザーリ、そして引退を示唆したキエッリーニ(左から)[写真]=Getty Images

 イタリア代表引退を発表したユヴェントスGKジャンルイジ・ブッフォンに続き、同代表MFダニエレ・デ・ロッシ、同代表DFアンドレア・バルザーリも代表チームからの引退を発表した。イタリアサッカー連盟(FIGC)の公式サイトでコメントを紹介している。

 イタリア代表はアウェイで行われたプレーオフのファーストレグで0-1と敗戦。ホームで行われたセカンドレグでは勝利が絶対条件となったが、スコアレスドローに終わり、2戦合計0-1での予選敗退が決定した。イタリアの予選敗退は1958年のスウェーデン大会以来、60年ぶりとなる。

 現在34歳のデ・ロッシは2004年9月にA代表デビュー。スウェーデン戦を含めると118試合に出場し、21得点を記録した。2006年ドイツW杯では優勝に貢献し、2010年南アフリカW杯では得点を挙げるなどの活躍を見せた。

 デ・ロッシは試合後、「僕のアドベンチャーはここで終わる」とコメントし、イタリア代表への思いを語った。

「今日のことはイタリアフットボール界にとっての、暗黒面となってしまうかもしれない。特にここ数年プレーしてきた僕たち選手にとっては、本当に辛く暗い気持ちになる」

「サッカー連盟は大きな失望の後、再び立ち上がるという重要な仕事がある。今夜チームメイトがピッチで見せたスピリットと共に、再び立ち上がってほしい。180分間戦った結果、僕たちは出場権を得られなかったが、彼ら(スウェーデン)にはおめでとうと伝えたい」

 一方、現在36歳のバルザーリは2004年11月にA代表デビューを果たし、これまで73試合に出場。2006年ドイツW杯で優勝メンバーとなり、その後しばらく代表から遠ざかったものの、2014年ブラジルW杯に出場した。

 バルザーリも試合後に「僕のフットボーラーとしての人生の中で最大級に失望している」とショックを露わにした。「イタリア代表でのプレーは特別なもの。唯一無二の感覚なんだ。国家を聞いて鳥肌が立つし、サポーターと一体になれた気がする」と振り返り、「このような形で代表を去ることを恥ずかしく思う」と敗退を悔やんだ。

「(決勝でスぺインに敗れた)ユーロ2012で涙が枯れたけど、今夜のこともすごく大きな打撃になるだろう。ジジ(ブッフォンの愛称)とデ・ロッシと共に2006年のW杯で頂点に立てたし、(ジョルジョ)キエッリーニとも沢山の時間を過ごしてきた」

「4、5人のベテラン選手がチームを去ることになる。でもこれを良いサイクルにしていかなければ。強い意欲を持った若い選手に新たなスタートを託したい」

 また、2選手に加え、これまでA代表で95試合に出場して“100試合出場達成”の迫る、33歳のユヴェントスDFジョルジョ・キエッリーニも、代表引退を考えていることを明かしている。

「イタリア代表が再スタートを切るとき、自分が先頭に立っているかどうかは分からない。チームには1990年代生まれの若く有望な選手が沢山いる。僕は運が悪かったとか、良かったとかで考えることをしたくないんだ。持てる全ての力を捧げたが、その力が不十分だったということ」

「ミラノで今日、示された全ての代表への愛から再スタートしなければならないと思う。新たなサイクルが生まれ、そしてそれがイタリアの再生であると確信している」


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