北野武監督の映画『アウトレイジ 最終章』が興行収入15億円、総観客動員数110万人を突破し、前作『アウトレイジ ビヨンド』(12)を超えてシリーズ最大のヒット作となったことが13日、明らかになった。

映画『アウトレイジ 最終章』

『アウトレイジ』(10)、『アウトレイジ ビヨンド』(12)に続く完結編となる『アウトレイジ 最終章』。先月7日から全国287館で公開され、初日と2日目で25万人動員、興行収入は3.5億円を記録し、同日公開の他作品を抑えて『ビヨンド』以来2回目となる週末興行成績1位スタートを切った。

公開から11日目で46.5万人、6.4億円。シリーズ1作目(最終興収7.5億円)を超えるヒット作となった『ビヨンド』の最終興収14.5億円を上回る122%の高水準が続き、その後の週末には台風直撃、平日は悪天候が続いたこともあったが着実に数字を伸ばしていった。

配給元のワーナー・ブラザース映画によると、20代以上の男女の来場が多く、夕方から夜にかけての伸びが非常に良いとのこと。森昌行プロデューサーは、「『アウトレイジ ビヨンド』を"ビヨンドする"(超える)ことが大きな目標」と語っていた。

(C)2017『アウトレイジ 最終章』製作委員会