PostgreSQLグローバルデベロップメントグループは11月9日(現地時間)、「PostgreSQL: PostgreSQL 10.1, 9.6.6, 9.5.10, 9.4.15, 9.3.20, and 9.2.24 released!」において、サポートしているすべてのバージョンに関して最新版を公開したと伝えた。今回のバージョンでは3つの脆弱性が修正されているほか、BRINインデックスにおけるバグの修正、ロジカルレプリケーションのバグの修正など、過去3カ月に報告されたバグが修正されている。
リリースされたバージョンは次のとおり。
- PostgreSQL 10.1
- PostgreSQL 9.6.6
- PostgreSQL 9.5.10
- PostgreSQL 9.4.15
- PostgreSQL 9.3.20
- PostgreSQL 9.2.24
PostgreSQLグローバルデベロップメントグループは、影響を受けるバージョンを使用しているすべてのユーザーに対して、可能な限り迅速にアップデートを実施するように求めている。特にBRINインデックスまたはcontrib/start-scriptsを使っている場合にはRelease Notesの内容を確認するとともに、アップグレード後に必要な作業を行うようにとしている。
なお、PostgreSQL 9.2系は今回のリリースでサポートが終了になる。今後、アップデートやセキュリティパッチが提供されることはないため、可能な限り早くサポートが提供されているほかのバージョンへアップグレードすることが推奨されている。