ディラックは11月9日、台湾CRYORIG製のMini-ITXケース「Taku」を発表した。11月21日から発売し、店頭予想価格は39,980円(税別)。

台湾CRYORIG製のMini-ITXケース「Taku」

背面

内部の例

横置き型で、ディスプレイスタンドを兼ねたデザインのMini-ITX PCケース。底面に高さのある脚部を設けることで、キーボードを収納するスペースを確保。これらの工夫によって、PCの占有スペースを最小限に抑えた。最大15kgのディスプレイを設置可能で、キーボードはフルサイズのものまで収納できる。

スライド式の構造

側面

PCケースの開閉はスライド式構造を採用。システムトレイ全体はシャーシごと完全に引き出せる。ケース内部は各コンポーネントを意識したブロック設計となっており、最長280mmまでのグラフィックスカードも内蔵可能。標準搭載ファンは92mm×1基で、最大搭載数も1基のみとなる。搭載ベイ数は内部3.5インチベイ×1基、内部2.5インチベイ×2基。

ケーブルマネジメントの例

使用イメージ

そのほか主な仕様は、拡張スロット数が2基、拡張カードスペースが最大280×134×40mmまで、搭載CPUクーラーの高さは最大48mmまで、メモリ制限は52mmまで。電源はSFX / SFX-Lを搭載できる。外部インタフェース類はUSB 3.0×2基、HDオーディオ×1。本体サイズはW570×D310×H142mm、重量は約5.3kg。対応フォームファクタはMini-ITX。