SalesforceとGoogleは6日(現地時間)、G Suiteとのサービス連携やGoogle Analyticsなどマーケティング分野など広い分野で戦略的パートナーシップの提携を発表した。

提携は企業IT部門におけるデータドリブンなアプリ開発を推し進めるSalesforceのLightningとGmailのデータ連携、IT文書を独自のギミックでリアルタイムコラボレーションへと変革するQuipとGoogle Driveやカレンダーとの連携などSalesforceユーザーの生産性に寄与する統合が行われるほか、Google Analytics 360とSalesforce Sales CloudやSalesforce Marketing Cloudにおけるデータ連携などマーケティング分野まで広くサービス連携が行われる。

また、Salesforceではグローバルなビジネス展開を行う顧客のニーズを充たすためにGoogle Cloud Platformをコアサービスのインフラに採用する計画があることも明かしている。Salesforceでは今回の提携の特設サイトを設置しており、各サービス連携を解説している。

A strategic partnership with Salesforce to bring the power of cloud to businesses globallyGoogle公式ブログ

Google公式ブログには両社のロゴを並べたGoogle Cloud Head of Global Technology PartnersであるNan Boden氏の投稿が行われており、いくつかの連携はすでにスタートしているが2018年中に本格的な連携がスタートする旨を掲載している。