キッズラインは11月6日、いい夫婦の日にちなんだ夫婦関係についての調査結果を発表。パートナーのことが結婚前より好きになった割合は6人に1人となり、育児の関わり方によって夫婦の愛情状態に差が出ることが分かった。調査は2017年10月17日~24日の期間にインターネット上で行われたもので、子育て中の女性337名、男性14名から回答を得ている。

19.1%の人が「結婚前より好きになった」と回答

はじめに、「あなたはパートナーのことが結婚前と変わらず『好き』ですか」と尋ねたところ、19.1%の人が「結婚前より好きになった」と回答。次いで「結婚前と変わらず好き」(39.3%)、「好きな気持ちが薄れてしまった」(29.3%)と続いている。

また「結婚前よりもっと好きになった」「結婚前と変わらず好き」と答えた人に、結婚前より好きになった点を聞いた結果、「家族を大切にする」(21.6%)、「頼りになる」(19.7%)などを挙げる人が多かった。

一方、「好きという感情が薄れた」(29.3%)と答えた人の回答で共通して挙げられたキーワードは「子育て」となり、例えば「子ども優先になっているうちに夫婦間での会話が少なくなり、距離ができてしまった」「育児のことや家事のことは全部任せきりで協力的ではない。また、会話が一方通行のため」「仕事や価値観は基本的に変わらずリスペクト。一方で結婚前に重視していなかった『子煩悩かどうか』が出産後は切実な問題に」といった声が寄せられている。

「将来のことを話すようになった」(40.5%)が最も多かった

さらに恋人から夫婦になって変わったことがあると答えた人は83.8%。「将来のことを話すようになった」(40.5%)、「口うるさくなった」(31.9%)、「相手への関心が減った」(19.4%)という回答が多かった。