俳優の佐藤浩市が5日、インターネットテレビ局・AbemaTVの72時間生特番「稲垣・草なぎ・香取3人でインターネットはじめます『72時間ホンネテレビ』」(11月2日21:00~11月5日21:00)に出演。香取慎吾が主演を務めたNHK大河ドラマ『新選組!』(2004年)のエピソードが明かされた。

佐藤浩市と香取慎吾

ドラマの撮影の途中に番組に顔を出したという佐藤は「ご苦労さん」と労いの言葉をかけ、香取は「浩市さん! ありがとうございます」と感激。今でも年末に行っているという『新選組!』の忘年会の話で盛り上がった。

佐藤は『新選組!』撮影時のエピソードも披露。香取が近藤勇、佐藤が芹沢鴨を演じていたが、現場では近藤派と芹沢派で分かれ、「相容れない感じがあった」という。また、香取について「みんなとしゃべるより、セリフの量もハンパないし、自分の控え室とスタジオの往復ばっかだった」と言い、佐藤自身の出演が終了した際、「このまま半年大丈夫かな」と心配になったという。

そこで佐藤は、近藤勇の相棒・土方歳三を演じた山本耕史に「ちゃんと慎吾はやってるか?」と何度か電話。山本から「大丈夫ですよ。ちゃんと座長やってますよ」と聞いて安心したという。佐藤は「あんまり人と輪になって、ワッ!ってやるタイプじゃないから、1年間大丈夫かなと」と当時を振り返った。

香取は、山本が香取の携帯の番号を盗んだエピソードに触れ、「盗んだってなっていて実際そうなんだけど、実はその裏には、浩市さんが心配してくれている思いを山本耕史が受け取って、僕に近づいてくれた」と説明。キャイ~ンの天野ひろゆきが「まさに『新選組!』の関係性? 近藤勇を支える」と言うと、佐藤が「そうそうそう」と答えた。

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