シーイーシーは、設備の稼動監視・実績管理システム「Facteye(ファクティエ)」を強化し、ブラザー工業、オークマのコンピューター数値制御(CNC)装置に対応した最新版を2017年11月より提供開始すると発表した。

「ファクティエ」では、新旧さまざまなメーカー・設備が混在する環境でもデータ取得・分析が可能となっており、IoT化にあたって設備の稼動停止や制御プログラムの変更を行わずに導入することが可能だという。

2017年2月に「ロボット対応、CNC対応メーカーの追加、古い設備の対応」を発表し、幅広いメーカー・機種に対応してきた。今回、対応済みのファナック、東芝機械、三菱電機、ヤマザキマザックに加えて、ブラザー工業、オークマのCNCからの情報収集を追加したことで、主要6社のCNCに対応した。

このアップデートにより、工場IoT(Internet of Things)の要求に広く応え、機械設備や工作機械をネットワークでつなげることで稼動状況の把握、監視、故障診断、リモートメンテナンス、工場全体の見える化を進め、設備総合効率の向上に貢献するとしている。