東芝デジタルソリューションズは10月31日、トリノ・ガーデンがコンサルティング業務の一環で行う飲食店のオペレーションの「見える化」サービスによる業務効率化に向け、同社のAI技術を用いて店員の行動を自動分析する実証実験を開始すると発表した。

トリノ・ガーデンは店舗内のオペレーションを科学的に分析することで生産性を高めるコンサルティングを展開しており、飲食店のケースでは、店舗スタッフが利用客のテーブルに訪問したテーブルタッチ回数などをKPI(重要業績評価指標)に設定・データを測定し、「見える化」することで、店舗経営者・管理者による業務改善施策の検討・意思決定をサポートしている。

今回の実証実験では、東芝デジタルソリューションズのAI技術で実現したラグビーの試合での映像分析技術を応用し、店舗映像から店員行動の切出し・分類・タグ付けを行うことで、テーブルタッチ回数の自動集計を実現する。これにより、店舗経営者や管理者などは、意志決定に必要な情報を簡単に把握でき、改善施策の立案・検証を実施しやすくなるという。

AIを活用し、各種メディアデータから意思決定に役立つ情報を自動でレポート生成

今度は、東芝デジタルソリューションズの持つAI「RECAIUS」とアナリティクスAI「SATLYS」の2つのAI技術を活用し、映像・音声・センサー情報など、さまざまなメディアデータを利用した行動分析・抽出技術を高めると共に、あらゆる企業・団体との共創をすすめて業界横断の知識・ノウハウをAIに取り入れることで、「未来型」の店舗経営に役立つソリューション・サービスの展開を進めていくとしている。