NTTドコモは10月30日、手書き内容をそのまま遠隔地と共有できるホワイトボード型端末「トモカク」のコンセプト機を発表した。

トモカクの外観と使用イメージ

「トモカク」は、電話を使う高齢者世代と、スマートフォンでメールやメッセンジャーを使う世代との世代間ギャップを解消するために考案されたコンセプト端末。見た目は小型のホワイトボードで、インターネットに接続して使用する。

専用ペンを使って画面に書きこむなど、ホワイトボードと同じような感覚で使うことができ、書いた内容は遠隔地にある同じ「トモカク」と共有できる。遠隔地の相手も、まるで同じホワイトボードに一緒に書いているかのような感覚でコミュニケーションを図ることができるという。専用ペン以外では記入できず、書いている際に手が画面に触れても反応しないため、誤入力することなく手書き入力が行える。

「トモカク」は、2017年11月9日~11日に日本科学未来館で開催されるイベント「見えてきた、"ちょっと先"の未来 ~5Gが創る未来のライフスタイル~」に出展される予定。