日立アプライアンスは10月27日、2016年11月に発売したロボット掃除機「minimaru(ミニマル)」の2代目「RV-EX1」を発表した。発売は11月25日。価格はオープンで、推定市場価格は100,000円前後(税別)。

シャンパンゴールド

パールホワイト

RV-EX1は、W25×H9.2×D25cmのコンパクトなサイズで、テーブルやイスの足の隙間、ソファやベッドの下など、掃除しにくい家具の隙間部分に入りやすいロボット掃除機。前モデル「RV-DX1」に、新たな走行パターンや掃除モードなどを加えている。

本体はコンパクトなサイズのため、狭い隙間にも入り込む

専用に開発した走行用ソフトウェア「minimaru AI」が、床素材や障害物など周囲の状況を素早く把握し、100以上の行動パターンから適切なパターンを選択する。その際にごみの多い場所を判断し、そのエリアを集中的に掃除する「ごみハンター走行」が可能となった。

掃除モードについては「自動」「念入り」「スポット」のほか、新たに「マナーモード」や「おこのみモード」を備えた。マナーモードは、ゆっくりと掃除することで運転音を抑えるモード。おこのみモードは、家具の配置や状況に合わせて走行パターンを「壁ぎわ走行重視」「反射走行重視」「脚周り走行重視」に変えられるモードだ。

ごみハンター走行やおこのみモードで、フロアをしっかり掃除する

モーターも刷新。ロボット掃除機専用のファンモーター「小型ハイパワーファンモーターR」を採用した。吸込口には床面のごみをかき出す「回転ブラシ」と、カーペットの綿ほこりをかきだす「かきとりブラシ」を組み合わせた「ダブルかきとりブラシ」を搭載。フローリングやカーペットなど、様々な床環境でもしっかり集じんする。

このほか、強い気流でダストケース内のごみを圧縮し、ゴミ捨てをしやすくする「ごみプレス」運転や、ブラシについたほこりを落とす「ブラシ自動おそうじ」も使える。

ごみプレスの効果、ごみが半分ほどのサイズに圧縮されている

本体重量は2.3kg。集じん容積は0.25L。掃除時間は最大で約60分(自動モード運転時)、充電時間は約3時間。稼働面積は最大で約32畳。本体色にはシャンパンゴールドとパールホワイトを用意した。