日本ヒューレット・パッカード(HPE)は10月26日、マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」の提供をオンプレミスで可能にする「HPE ProLiant for Microsoft Azure Stack」の提供開始を発表した。

同ソリューションは、データ主権、セキュリティ、コンプライアンス要件を満たしながら、Azureと一貫性のある、簡素化した開発、管理、セキュリティ環境をオンプレミスに構築することを可能にする。

HPEは、独自のサポートセンター「HPE-Microsoft Azure Stack Innovation Center」の開設により、Microsoft Azure StackをHPEインフラ、ソフトウェア、サービスでシームレスに活用できるよう支援する。

「HPE ProLiant」「Microsoft Azure Stackサービス」は、オンデマンドの容量と従量課金ベースの支払いを1つの請求書で可能にする「HPE Flexible Capacityインフラサービス」と組み合わせることが可能。

HPE Flexible Capacityは、必要に応じたインフラ規模の増減や、実際の使用量に応じた料金を支払うことで、クラウドのスピードと経済性をオンプレミスで、パブリッククラウドと同等のコストで実現する。

導入する環境に応じて、プロセッサ、メモリ、ストレージ、ラックなどを選択することができ、4ノードから12ノードまで、最大4ブロックに1ノード単位での拡張も可能。希望小売価格は、3063万2600円(税別)。