東芝デジタルソリューションズは10月26日、東芝コミュニケーションAI「RECAIUS」の新たなサービスとして、コールセンターへの問合せをAIが自動対応する音声自動応答装置(IVR)の「RECAIUS 通話エージェント」を提供開始したと発表した。

同サービスは、音声対話技術や自然言語処理技術により、問い合わせを音声認識し、質問の意図を正しく理解した上で、簡単な問合せは自動で即座に回答するというもの。高度な問合せは適切なオペレーターの窓口へつないで対応する。

「RECAIUS通話エージェント」の機能図

同サービスの主な機能として、応対シナリオにそった音声対話、発話内容の意図理解、プッシュボタン入力との併用、曜日や時間毎の応対シナリオの切替えなどが挙げられる。

また、有人オペレーターへの外線転送、自動応対内容の伝達、自動応対結果のメール通知のほか、外部システム連携として、発話内容のデータ照合や、自動応対内容の外部システムへの登録(CRM連携時など)を行うための外部APIの提供を行う。

価格は、5回線で月額90万円から(別途シナリオ設定費用、通話料等が必要)。