アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介が主演を務める映画『鋼の錬金術師』(12月1日)が、世界190カ国以上で公開されることが26日、わかった。

『鋼の錬金術師』

原作は、2001年から2010年にかけて『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス)で連載されたシリーズ累計7,000万部突破の人気漫画。亡き母を生き返らせようと、禁忌を犯した挑んだ"人体錬成"に失敗し、左脚と右腕を失った兄エドワード・エルリック(山田)と、身体全部を持って行かれ鎧に魂を定着させた弟アルフォンス・エルリックの物語を描く。

同作は日本映画史上最大規模のVFXを駆使して映画化され、邦画としては10年ぶり、日本のコミックが原作の映画では史上初となる「第30回東京国際映画祭」オープニング上映や、「LAのアニメエキスポ」「Parisのジャパンエキスポ」のフッテージ上映を実施。さらに「コミコン・インターナショナル」のNY版と称される「Anime NYC」クロージング作品としてUSプレミアも決定し、全米、ヨーロッパを含めた190カ国以上の国々で公開されることとなった。

曽利文彦監督は「世界中で話題となっている中、今回、世界190カ国以上で公開が決まり、その規模の大きさに正直驚いています」と心境を吐露。「日本が誇る『鋼の錬金術師』の日本での映画化が、世界の皆さんにどう受け入れられるのか、今から本当に楽しみです」と期待を寄せ、「"ハガレン"に日本映画の新たな可能性を見い出していただければ光栄です」と語った。

またこの度、3種のキャラクター予告も一挙解禁。エド&アル&ウィンリィ、ホムンクルス(人造人間)たち、軍部メンバーそれぞれの活躍にフォーカスした映像が公開された。