Cray製スパコンがMicrosoft Azure上で利用可能に

Microsoftは2017年10月23日(現地時間)、Cray XCシリーズ、 Cray CSシリーズ、そしてCray ClusterStorシステムをMicrosoft Azureで利用可能にするため、Crayと独占的協業を結んだことを公式ブログで発表した。両社は気候モデリングや精密医学、エネルギー、製造、その他の科学的研究などにCrayのHPC(スーパーコンピューター)をAzure経由で提供し、AIアプリケーションと他のクラウドワークロードの連携を可能にすると説明する。

Cray XC40シリーズ(画像は公式サイトより抜粋)

Cray XC50はIntel XeonプロセッサーとNVIDIA Tesla P100を搭載し、1キャビネットで500PFLOPS相当の性能を実現。Cray CS-Storm 500GTシステムはGPUをPascal P40/P100から選択し、さらにNallatech FPGAを搭載している。Crayはプレスリリースで、「(今回の協業は、)これまでCrayシステムを購入または保守できなかった新しい顧客にメリットをもたらす」と協業を歓迎した。Microsoftも「MicrosoftとCrayの協業は、クラウド内で幅広いハイブリッドワークフローを実行し、エンタープライズクラウドとHPCの専門家を完全にサポートする」と述べている。

CrayシステムはAzure VM(仮想マシン)やAzure Data Lake Store、Microsoft AIプラットフォーム、Azure Machine Learningサービスと統合し、世界各国のリージョンで展開する予定だ。また、ハイブリッドHPC管理用ソリューションとして、CycleCloudと共にCray Urika-XC分析ソフトウェアも提供する。

阿久津良和(Cactus)



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