2017年10月21日(土)・22日(日)の2日間、第3回京アニ&Doファン感謝イベント「私たちは、いま!!-2年ぶりのお祭りです-」の「響け!京都から世界へ編」が、ロームシアター京都にて開催された。

これまでアメリカ、ドイツとワールドプレミアを行ってきたアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。来年1月からの放送予定されている本作の先行上映会&トークショーが、10月21日(土)、京都アニメーションのある京都で行われるとあって、雨の降る中、たくさんのファンが会場に駆けつけた。

上映に先立ち、監督の石立太一氏、ヴァイオレット・エヴァーガーデン役の石川由依が登壇。石立監督は「(皆さんに観ていただくのが)とにかく緊張してます。1話、2話を楽しんでください」と語った。そして、いよいよ上映スタートだが、第1話は日本初公開、第2話は世界初公開となった。

上映終了後、再び石立監督、石川のふたりが登壇し、トークショーがスタート。石立監督は会場の反応を見て「感無量です」と今の気持ちを率直にひと言で表現した。また石川は、自身が演じるヴァイオレット・エヴァーガーデンというキャラクターについてや、オーディション・アフレコ収録でのエピソードを語った。

続いて、スペシャルゲストとして、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』のオープニング主題歌を担当するアーティストのTRUEが登場し、先行上映会・スペシャルライブとしてオープニング主題歌「Sincerely」を熱唱。さらに、「オープニングがあれば……エンディングもありますよね。今日はエンディング主題歌を担当するアーティストさんもいらしてます」というTRUEのMCで、サプライズゲストとして、エンディング主題歌を担当する茅原実里が登場。劇中ではヴァイオレットと同じ職場で働くエリカ役で出演する茅原が、エンディング主題歌「みちしるべ」を丁寧に歌い上げた。

スペシャルライブ後は、石立監督をまじえ、オープニング・エンディング主題歌制作について語り、今後リリース予定のCDジャケットの画像も特別に公開された。

最後、石立監督は「本作を制作するにあたっての僕の中でのこだわりは"まじめに、朴訥に、ふざけない"なんです。ヴァイオレット・エヴァーガーデンというキャラクターに対してとにかく真摯に向き合って、最後まで制作していくことで、映像を観た皆様がちょっと前向きになれるような、そんな作品にできるんじゃないかと思っています。最後まで皆様と一緒にヴァイオレットのことを見守っていけたらと思いますので、よろしくお願いします」とコメントし、イベントを締めくくった。

TVアニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』は、2018年1月より、ABC朝日放送、TOKYO MX1、テレビ愛知、HTB北海道テレビ、BS11にて放送開始予定。各詳細は公式サイトにて。

アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』PV第3弾


(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会