フィッシング対策協議会は10月23日、Appleをかたるフィッシングメールが出回っているとして注意を呼びかけた。

フィッシングメールの例(フィッシング対策協議会より)

フィッシングメールは、「あなたのApple IDのセキュリティ質問を再設定してください。」というタイトル。メール本文は「安全のため、このApple IDはロックされた」からはじまり、「あなたのApple IDから、Windows PCのiCloudにログインしたりダウンロードしたりする操作があった」と不安をあおる内容になっている。アカウントの安全性を守るためセキュリティ質問の再設定が必要として、フィッシングサイトへ誘導し、アカウント情報の入力を促す。

フィッシングサイトの例(フィッシング対策協議会より)、IDやパスワードを入力してはいけない

10月23日14時30分時点で、フィッシングサイトは稼働中。同協議会では既にサイト閉鎖のための調査を依頼しているが、類似のフィッシングサイトが公開される可能性もあるため注意を促している。また、フィッシングサイトでアカウント情報(メールアドレス、パスワード)や、クレジットカード番号などの個人情報を絶対に入力しないよう呼びかけている。