いなげやは10月26日、「移動スーパー事業」を開始する。なお、開業に向け同社は、移動スーパー事業を展開する「とくし丸」とフランチャイズ契約を締結している。

「移動スーパーとくし丸 いなげや 1号車」

同社は、今回移動スーパーを運行することにより、「高齢者を始めとしたいわゆる買物弱者の方々に、ご自身の五感で直接商品を選んでお買い物ができることの楽しさを提供するとともに、地域にお住いの高齢者やお子様たちの安全確保に向けた見守り活動等も兼ねることにより、当社が目指す"地域のお役立ち業"として貢献したい」という考えを示している。

第1号となる「移動スーパーとくし丸 いなげや1号車」については、同社社員が販売を行うが、2号車以降からは個人事業主の販売員が担当するという。販売委託契約を結んだ個人事業主が、小型の特装車両(冷蔵設備あり)で同社店舗の商品300品目1,000点程を積み込み、地域の顧客を個別巡回し直接その場で商品を販売する。

配達エリアは、東京・多摩地区を中心とした出店エリアを対象としており、1号車は小平市(上水新町、小川町、中島町、鷹の台)と東大和市(湖畔地区、芋窪地区、向原地区、新堀地区、仲原地区)を回る。

なお、開業日となる10月26日9時30分より、いなげや小平小川橋店駐車場にて、「移動スーパーとくし丸 いなげや1号車」の出発式が行われる予定だ。