「一発決めてこい」…呉屋大翔、“屈辱”の地で指揮官の想いに応える今季初得点

途中出場から同点弾を決めた呉屋大翔 [写真]=J.LEAGUE

 あの“屈辱”から1年の月日が経った。

 2016年10月15日、決着の行方がPK戦までもつれ込んだJリーグYBCルヴァンカップ決勝戦。ガンバ大阪加入1年目の呉屋大翔が自ら志願して蹴ったPKは浦和レッズの守護神・西川周作にストップされ、あと一歩のところでタイトルを逃した。

 22日に行なわれた明治安田生命J1リーグ第30節、G大阪の1点ビハインドで75分からピッチに立った呉屋は、後半アディショナルタイムにCKから値千金の同点弾を決めた。相手は浦和、そして舞台は埼玉スタジアム2002。1年前と同じ相手、同じ舞台で決めた価値あるゴールだった。

 プロ2年目の今季はケガに苦しみ、ここまでの出場はわずかに7試合。先発フル出場を果たした第18節以来の出番到来に呉屋は燃えていた。「チームがなかなか勝てていないのに使われないのは、認められていないということ。それを覆したかった」。投入前、長谷川健太監督からかけられた言葉は「一発決めてこい」。長谷川監督も「彼は埼スタにいい思い出がないと思いますが……。そういう想いをぶつけてくれたらと思って使いました」と起用の理由を明かした。

「結局、自分の仕事はゴール前。そこにこだわろうと思っていたし、そういう気持ちが良かったのかなと思います」。惜しくも勝利とはならなかったが、呉屋が3連敗中のG大阪に「大きな勝ち点1(長谷川監督)」をもたらした。

取材・文=三島大輔


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