アストロズ三塁・ブレグマン WS進出を手繰り寄せたピンポイント送球

1-0の5回、ヤンキースは三ゴロの間に三走・バードが本塁へ滑り込むも好返球でタッチアウト

◆ 同点を阻止したビッグプレー!

 ア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦が現地時間21日(日本時間22日)に行われ、4-0でヤンキースに勝利したアストロズが、対戦成績を4勝3敗とし12年ぶり2度目のワールドシリーズ(WS)進出を決めた。

 序盤はアストロズ・モートン、ヤンキース・サバシア、両先発による投手戦。試合が動いたのは4回裏、アストロズは6番ギャティスがソロ弾を左中間へ運び、待望の先制点を奪った。

 直後の5回表、ヤンキースもモートンを攻め、一死一、三塁の好機を作る。ここで8番フレージャーが放った打球は、ボテボテの三ゴロ。三塁走者・バードはスタートを切り、タイミング的には本塁セーフかと思われたが、三塁・ブレグマンが“ここしかない”というコースへピンポイント送球。捕手・マキャンは捕球したミットを動かすことなく、そのミットにバードの滑り込んできた足が接触した。

 “ストライク”というアバウトなものではなく、まさに寸分の狂いもない“ピンポイント”送球。少しでもズレていれば野選となり、同点でなおも一死一、二塁のピンチ。試合の展開は大きく変わったはずだ。

 アストロズはブレグマンの好守でピンチを凌ぐと、直後の5回裏に3番アルテューベのソロ弾などで3点を追加。試合の主導権をガッチリとつかみ、そのまま完封リレーで逃げ切った。

 二塁・アルテューベ、遊撃・コレア、中堅・スプリンガー。若さと才能を兼ね備えた選手が揃うアストロズだが、正三塁手へと成長した23歳のブレグマンも有望株のひとり。このシリーズは打率.167と低迷したが、レギュラーシーズンでは打率.284、19本塁打、71打点と活躍。地区シリーズではレッドソックスのエース左腕・セールから本塁打を放つなど、計2本塁打をマークした。

 ワールドシリーズで激突するドジャースには、カーショー、ヒル、ウッドら、優秀な先発左腕が揃う。球団初の世界一へ向け、次のステージでも堅守好打を誇るブレグマンの働きに期待がかかる。


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