【浦和vsG大阪プレビュー】直近の公式戦5試合で負けなしの浦和…G大阪はACL決勝進出の浦和相手に意地を見せられるか

前回対戦は1-1。後半アディショナルタイムにラファエル・シルバ(左)がPKを決めて浦和が土壇場で追いついた [写真]=J.LEAGUE

■浦和レッズ ACL準決勝の上海上港戦で見せた高いインテンシティを、リーグ戦でも見せたい

【プラス材料】
 最近の浦和は、引きずっている課題をなかなか解消できないという問題はあるにしても、崩れずに踏みとどまろうとする姿勢は見せている。それはACLを含めた直近の公式戦5試合で負けなしという結果にも表れている。手放しで喜べるような状態ではないが、公式戦10試合連続ゴール中と相手にとっては嫌な数字も残している。元々、能力の高い選手たちが揃っているだけに、1つにまとまった時は目を見張るようなパフォーマンスを発揮する。

 それが端的に表れたのが18日のACL準決勝、上海上港戦だ。球際の激しい攻防、泥に塗れることも厭わない献身的なプレーを全員が見せ、インテンシティの高い戦いを90分間貫き、ワールドクラスのアタッカーを擁する相手を跳ね返してみせた。あのような士気の高いプレーをJリーグでも出せれば結果はついてくるはずだ。

【マイナス材料】
 18日のACL準決勝、上海上港戦ではインテンシティの高い戦いを最後まで見せたが、あれだけのテンションで戦った後の反動は怖い。リーグ前節の神戸戦から中3日で上海上港戦を迎え、さらにそこから中3日でG大阪戦という過密スケジュールの影響は否定できないだろう。特にACLには、今季の事実上唯一狙えるタイトルとあってベストメンバーで臨んだだけに、主力選手たちのコンディションや、堀孝史監督のメンバー選考は気になるところだ。

 いわゆる『安い失点』が続いているのも懸念材料だ。第27節鳥栖戦(2-2)、前々節仙台戦(3-2)に続き前節の神戸戦でも、集中を欠いたとしか思えない軽率なプレーからあっさりゴールを割られている。

 また、攻撃面では1トップの興梠慎三が孤立する場面が目立ち、攻撃が機能しない状況が続いているのもマイナス材料だ。

文:totoONE編集部

■ガンバ大阪 ルヴァン杯で経験を積んだ中原彰吾をアンカーに配置か

【プラス材料】
 18日のACL準決勝第2戦で上海上港を1-0で破り、2戦合計スコア2-1で決勝進出を決めた浦和が今節の相手。長谷川健太監督曰く「決勝に進出したレッズと戦いたいと思っていた。『やってやる』という気持ちはより強くなっています」とのこと。なかでも堅守が光った浦和の守備をいかにこじ開けるかは今節のポイントの1つに挙げており、前線にも現時点で好調なメンバーを据えることになるだろう。

 システムは、今週取り組んできた中盤をダイヤモンドにした形が濃厚。アンカーに据えた中原彰吾は、今季はスタートからG大阪U-23でプレーしてきた選手だが、ルヴァン杯で経験を積み上げ、長谷川監督も「自信を持ってやれている。(ルヴァン杯の)C大阪戦でもそうでしたが、前線に出すボールにはセンスを感じている」と評価。本人も埼玉スタジアム2002でのプレーを楽しみにしているだけに、その活躍に期待だ。

【マイナス材料】
 けが人が多い現状に加え、今季右サイドバックとして安定感のあるパフォーマンスを示してきたDFオ・ジェソクが右太ももを痛めて離脱。さらに戦力は厳しい状況に追いやられた。特に最近は不用意な失点が続くなど『守備』での甘さが目立ち、自分たちでゲームを苦しくしてしまっている感も強いだけに、さらなる守備陣の離脱は痛いところだ。

 一方、攻撃でも得点力不足が続いている現状をいかに打ち破れるか。今週のトレーニングでは前線を予想スタメンの2人に加え、FW赤﨑秀平も含めて前線のコンビネーションを探っていたが、最終的にどの形に収まるか。ここ最近先発でのプレーが続き、第27節の鹿島戦ではスーパーゴールを決めたFWファン・ウィジョあたりに一発が出れば、また流れも好転していくはずだが…。

文:totoONE編集部


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