JALとトリップアドバイザーは10月19日、訪日旅客の国内旅行を喚起する取り組みとして提携して展開する日本特集サイト「Untold Stories of Japan(知られざる日本)」を開設した。第1弾として東北(松島)、九州(福岡・宮崎)、沖縄(石垣島・宮古島)の3地域を取り上げ、年内には東京近郊(埼玉・千葉)もリリースを予定している。

第1弾として東北(松島)、九州(福岡・宮崎)、沖縄(石垣島・宮古島)の3地域を取り上げる

この取り組みは、世界の旅行者の日本への関心は年々高まっているものの、認知されている観光地は東京・大阪・京都といった場所にいまだに限定されている現状の中で、まだ知られざる日本を世界に発信することを目指したもの。「Untold Stories of Japan(知られざる日本)」をコンセプトとして、映像コンテンツを中心に日本を訪れる旅行者に日本各地を紹介していく。

第1弾として東北(松島)、九州(福岡・宮崎)、沖縄(石垣島・宮古島)の3地域を取り上げ、キーコンテンツである映像を用いて、各地域の魅力的なアクティビティ・宿泊施設・食事などを紹介する。また、年内には東京近郊(埼玉・千葉)もリリースを予定しており、その後も随時地域を追加する。

例えば東北(松島)では、鹽竈神社(しおがまじんじゃ)や松島遊覧船、観瀾亭(かんらんてい)、などが映像で紹介され、サイト内では各スポットの詳細や最新の口コミ情報などが確認できる。

デスクトップ、タブレット、モバイル(スマートフォン)でアクセスでき、対応言語は英語、中国語(繁体字)、タイ語となる

今後の展開として、日本各地の魅力を映像で紹介するのに加え、JALとトリップアドバイザーは地方自治体・企業・観光施設などと連携し、協賛コンテンツを拡充、発信していく予定。今後、各地の自治体・企業・観光施設などに両社からアプローチしていくことで、この取り組みを推進し、サイトのさらなる充実を図っていく。

今後、各地の自治体・企業・観光施設などにアプローチし、サイトのさらなる充実化を目指す

提供サービスとして、映像コンテンツによる日本各地の魅力や、施設などの最新の口コミや詳細情報、また、主要空港からの所要時間などの情報を発信する。対応端末はデスクトップ、タブレット、モバイル(スマートフォン)で、対応言語は英語、中国語(繁体字)、タイ語となる。