東南アジア現代美術展で作品を支えるモバイルモニターたち - テックウインド

サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」公式サイト

10月23日(月)まで国立新美術館と森美術館で開催されている「サンシャワー:東南アジアの現代美術展 1980年代から現在まで」は設立50周年を迎えているASEAN(東南アジア諸国連合)における1980年代以降の現代アートを東京メトロ千代田線乃木坂駅直結の国立新美術館と六本木ヒルズ森タワーの2つの場所に分けて開催している。

言語や宗教、文化のちがいもあるASEAN地域は、多くの戦争や内戦を経ながらも力強く成長を続けるが、展示会は東南アジア地域で頻繁に見られる気象現象"サンシャワー"(天気雨)をタイトルに据えて、そのダイナミズムや歴史を9つのメタファー(うつろう世界/情熱と革命/アーカイブ/さまざまなアイデンティティー/日々の生活/発展とその影/アートとは何か?なぜやるのか?/瞑想としてのメディア/歴史との対話)に区分している。

世界の製品を国内に導入するマルチディストリビューターであるTEKWINDは、国立新美術館に展示されているインドネシアのムルヨノ氏とセラム氏の教育に焦点をあてた作品「良心のためのアート:244x122の学校」に同社のソリューションが一役買っていることを明かしている。縦5×横10が壁にならぶ展示エリアには、ワークショップで制作された作品40点とその様子を紹介する映像10点が整然と並ぶ。

国立新美術館に設置されている「良心のためのアート:244x122の学校」の様子(TEKWIND公式サイト内導入事例ページより)

表現方法の多様な現代美術では、作品の展示方法をアーティストにヒアリングしながら展示作品を仕上げていくが、台湾のメーカーGeChic社のモバイルモニターOn-Lap1503シリーズを採用。IPSパネルの背面にオプションのリアドックを付けるとスティック型PCとの連携、ワイヤレスHDMIアダプタを接続したスマートフォン画面のミラーリングなど活用の幅が広がる。展示会では運用管理面の利便性とコストパフォーマンスを考慮してメディアプレーヤーとの接続を用いたことが導入事例サイトには掲載されている。

アングン・プリアンボド氏の作品「必需品の店」(TEKWIND公式サイト内導入事例ページより)

同じくインドネシアのアングン・プリアンボド氏の作品「必需品の店」は、東南アジアの雑貨店をモチーフにした店自体が作品となり、実際に買い物をすること自体がアートへの参加になるという。この作品のレジ横でも映像にOn-Lapシリーズが活躍している。アイデアと予算、運営管理など決められた枠組みのなかでアートを構築していくことも美術館の腕の見せ所だというが、アーティストの表現とともにデジタル/アナログを問わず、たくましいDIYの精神も垣間見ることができそうだ。



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