米Microsoftは10月17日 (現地時間)、タブレットモードを含む4つのスタイルで使用できるノートPC「Suface Book」の新世代モデル「Surface Book 2」を発表した。前モデルと同じ13.5インチと、スリムなデザインはそのままにゲーミングノートのようなパフォーマンスを追求した15インチの2サイズのラインナップになった。13.5インチモデルは価格1,499ドルから、15インチモデルは2,499ドルから。米国で11月9日に予約受付を開始、16日に出荷を開始する。日本では11月9日から13.5インチモデルの予約受付を開始し、価格は200,664円 (税込)からとなっている。

13.5インチ・モデルと15インチ・モデル

Surface Bookはクラムシェルの「ラップトップ」モードを基本スタイルに、着脱可能なディスプレイと柔軟なヒンジの組み合わせで、「タブレット」モード、ドローイングなどに適した「スタジオ」モード、プレゼンテーションやビデオ鑑賞に適した「ビュー」モードの4つで使用できる。前モデルからの強化点は、CPUとGPU、打ち心地が良くなったバックライト付きキーボード、USB-Cポートなど。

左からスタジオ・モード、ラップトップ・モード、ビュー・モード、タブレット・モード

15インチモデルは、PixelSenseディスプレイが3,240×2,160 (260ppi)、アスペクト比は3:2で、10ポイントのマルチタッチをサポートする。CPUは第8世代Intel Core i7-8650U (クアッドコア)。メモリーは16GB LPDDR3。キーボード・ベース装着時のGPUはGeforce GTX 1060 (6GB GDDR5)だ。本体サイズは、343×251×15~23ミリで、重さが1,905グラム。

13.5インチモデルは、PixelSenseディスプレイが3,000×2,000 (267ppi)、アスペクト比は3:2で、10ポイントのマルチタッチをサポートする。CPUは第7世代Intel Core i5-7300U (デュアルコア)または第8世代Core i7-8650U (クアッドコア)。メモリーは8GB LPDDR3。Core i7モデルが備えるキーボード・ベース搭載のGPUはGeforce GTX 1050 (2GB GDDR5)だ。本体サイズは、312×232×13~23ミリで、重さが1,534~1,642グラム。

これら以外の仕様は共通。ストレージは256GB/512GB/1TBのPCIe SSD。ディスプレイの前面に5メガピクセルのカメラ、背面に8メガピクセルのカメラを装備。コネクタ類は、USB 3.1×2、USB-C×1、SDカード・リーダー、Surface Connectポート×2など。ワイヤレス機能はWi-Fi (802.11 a/b/g/n/ac)、Bluetooth 4.1。バッテリー動作時間は最大17時間。筐体にはマグネシウムが採用されており、本体カラーはシルバー。「Surface Dial」と「Surface Pen」をサポートする。