池井戸潤の同名小説を役所広司でドラマ化する注目の新ドラマ、TBS系日曜劇場『陸王』(毎週日曜21:00~)がいよいよ本日15日にスタート。同じ池井戸原作のドラマ『半沢直樹』や『下町ロケット』のスタッフが再集結、そして、豪華なキャスト陣の出演で、放送開始前から期待が高まっている。このたび、伊與田英徳プロデューサーにドラマの見どころや主演の役所の起用などについて話を聞いた。

役所広司演じる宮沢紘一(中央)と山崎賢人演じる長男・大地(右)

池井戸潤原作×役所広司主演の豪華タッグ! 役所の起用理由も

このドラマは、倒産寸前の老舗足袋業者「こはぜ屋」が、仲間たちと共に復活を目指し、ランニングシューズの開発に挑んでいく物語。主人公の「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所広司、その長男・大地を山崎賢人、物語のキーマンとなる実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人を竹内涼真が演じる。

伊與田氏は「まずは池井戸先生の原作が魅力的であるということ。その原作を預けていただいたというのが第一。そして、15年ぶりの連続ドラマ主演となる役所さんが主演を引き受けてくださったということ」と、本作の重要なポイントとして原作と主演を挙げる。「15年ぶり。本当によく出ていただけたなと思っている」と伊與田氏自身も驚いているようだ。

そんな役所演じる主人公・宮沢紘一は、伝統を守りつつも新しいことに挑戦しなければならないと奮闘していく人物。伊與田氏は「紘一は、普通だとみんなが反対しそうなことをやろうとする。その無鉄砲なチャーミングさや、やり通す力が役所さんにはあるような気がする。また、"持ってる人"と"持ってない人"でいうと、役所さんは"持っている人"という印象。そういったところが合致した」と役所の起用理由を語る。

ランニングシューズ"陸王"の開発に乗り出す宮沢(役所)

感動の企業再生ストーリー、物語の舞台「こはぜ屋」は日本の縮図

この物語は感動の企業再生ストーリー。伊與田氏は「こはぜ屋は日本の縮図のような気がする。日本は、培ってきた伝統があるが、それだけでは太刀打ちできなくなってきている」と、足袋だけでは厳しくなってきたこはぜ屋と日本を重ねる。さらに、「テレビ業界もそうかなと思っている。海外から、ネットなど新しいプラットホームが垣根を越えて出てきていて」と意見。その上で、「足袋という武器を生かして新しいことに挑戦しようとしているときにシューズと出会い、いろんな苦労がありながら成長していく、という成功物語」と説明した。

山崎賢人&竹内涼真、大注目の若手が共演! 個性あふれるキャストも続々

続けて、「そこに山崎賢人君と竹内涼真君というフレッシュな2人がいる。賢人君が演じるのは、(こはぜ屋の)5代目を継ぐ継がないかという矢面に立っている1人の男の子の物語。一方、陸上という自分の好きなことを商売にしているけど、厳しい壁に阻まれている男の子を演じる竹内君」と大注目の若手2人に言及。さらに、「寺尾(聰)さんやピエール瀧さん、小籔(千豊)さん、阿川(佐和子)さんなど個性あふれる出演者たちたくさん。ご期待いただきたい」と自信をのぞかせる。

山崎と竹内の共演は大きな話題となっているが、ブレイク前から2人と作品で関わっていた伊與田氏は「切磋琢磨して頑張ってほしい」と期待。「役所さん、寺尾さんといったすごい方がいるので、自分なりに吸収してさらに大きくなってもらえたらうれしい」と、わが子を思う父のようにさらなる成長を願っている。

竹内涼真演じる茂木裕人(右)と和田正人演じるチームメイトの平瀬孝夫

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