18,000円のコンパクト&パワフル空気清浄機 - ブルーエア「Blue Pure 411」

スウェーデンの空気清浄機専業メーカー、ブルーエアが10月12日、空気清浄機の新製品発表会を開催しました。コンパクトなサイズとカジュアルなデザイン、リーズナブルな価格が特徴で、10月25日から同社公式ウェブサイト、および家電量販店、一部百貨店で発売されます。公式ストア価格(税別)は18,000円。

10月25日発売のブルーエア新製品「Blue Pure 411」

新製品の名称は「Blue Pure 411」。昨年(2016年)に発売された「Blue by Blueair(ブルーバイブルーエア)」シリーズの新モデルです。ブルーエアの製品群にあって、このシリーズはカジュアルラインのラインナップ。ステンレスなど重厚な素材が用いられているブルーエア「Classicシリーズ」に対して、高水準な性能は維持しながらも、手の届きやすい価格と大きさを実現しているのが特徴です。

Blue Pure 411は、直径200mm・高さ425mmの円筒形、質量は約1.52kgと、コンパクトなサイズが特徴。吸引は本体下部で360°全方位に行い、フィルターでろ過された空気が天面から放出されるという仕組みです。ファンは、Blue by Blueair同様にプロペラ型が採用され、空気浄化スピードの目安となる1時間あたりの清浄空気供給量は290~620立方メートル。JEMA(日本電気工業会)基準で換算すると、適用床面積22m2(約13畳)にまで対応します。

直径200mm・高さ425mmの円筒形というコンパクトな設計ながら、最大約13畳にまで対応

【左】本体下方360°全方位から空気を吸引する仕組みは、Blue by Blueairと同じ。でありながら、立方体から円柱型となり、ムダな部分が省かれ、よりコンパクトで効率的な構造になっています。【右】本体上方1/3ほどがファンやモーター、電気系統などを備えた駆動部。フィルターの上にかぶせるようにセットして使用します

本体下方から吸引し、フィルターでろ過された空気はファンで増幅されて天面の排出口から放出されます。穴の大きさや配置は、気流解析シミュレーションにより考案されたというBlue by Blueairで採用された形に類似しています

Blue by Blueairと同じく、プロペラファンを採用。とても小型ながら、1時間あたり最大620m3の空気供給能力を備えています

空気清浄機の要であるフィルターは3層。メインフィルターは、交換式で寿命は約6カ月。蛇腹状に折られた紙製のフィルターは、ブルーエアの独自技術である「HEPAサイレントテクノロジー」に匹敵する能力を備えており、プラスに帯電したフィルターの表面で空気中に浮遊する微粒子を効率よく捕え、空気をろ過することが可能とのことです。さらに、メインフィルターの内側にはカーボンシートも接着されており、ニオイを吸着する効果もあります。交換用メインフィルターの公式ストア価格(税別)は、3,000円。

【左】Blue Pure 411の構造を示した分解写真。【右】メインフィルター。微粒子を内側に通さず空気のみを通過させることのできる蛇腹に折られた紙製のフィルターが筒状に巻かれています

交換時は真ん中の支柱からフィルターをスライドして着脱します

新製品のもう1つユニークな特徴はプレフィルターです。集じん用フィルターの外側でホコリなどの大きな粒子を取り除くためのものですが、ナイロンとポリエステルからなる合成繊維の布製素材を採用しているのが、これまでにない斬新な仕様。伸縮性のある素材で、メインフィルターの周りに巻きつけるようにして装着する方法も目新しいです。

【左】紙製のメインフィルターを、カバーのようにダイレクトにぐるっと包み込むようにして装着するプレフィルターは、布製を採用。【右】プレフィルターは、伸縮性があり、着脱しやすく、フィットもしやすい、ナイロンとポリエステルの合成繊維を採用しているとのこと

交換用のプレフィルター。寝具のカバーのように気軽に交換できる手軽さも魅力です。今後はカラバリの充実はもちろん、柄物など着せ替えを楽しめるラインナップが増えることも期待したいです

また、プレフィルターは、Diva Blue(青)、Saffron Red(赤)、Dark Shadow(グレー)の3色を用意。部屋の雰囲気やインテリアに合わせて選べます。水洗い対応でお手入れが簡単な上、劣化したら新品に交換できる気軽さも魅力です。公式ストアでの価格(税別)は1枚1,000円です。

操作ボタンは、天面の排気口の真ん中に1つあるだけと、極めてシンプル。運転スピードは1~3の3段階で、ボタンをタッチするごとに電源のオン/オフも含めて切り替わります。空気の汚れを検知するセンサーなどは持たず、風量は手動で切り替える必要があります。

本体の操作部は天面のボタンが1つのみ。タッチするごとに運転スピードと電源のオン/オフが切り替わります。淡いブルーのLEDもさり気ないアクセントになっています

消費電力は10W。1日あたりの電気代に換算すると、約0.8円という省エネ仕様です(スピード1で稼動させた場合。単位電気代1kWh=27円で計算)。運転音は17~46dBです。

新製品発表会に出席した、ブルーエア アジア・セールス・ダイレクター ヨナス・ホルスト氏によると、「空気の質」ランキングにおいて日本は180カ国中104位。また、WHO(世界保健機関)の統計で、大気汚染が原因で死亡した人の数は、HIVとマラリアによる死亡者の合計人数を上回っている状況にあり、「世界73億人の総人口のうち、35億人以上が劣悪な空気環境に悩まされている。世界中の人々がキレイな空気を簡単に取り入れられる製品とテクノロジーを提供していきたい」と話し、Blue by Blueairシリーズのビジョンを明かしました。

ブルーエア アジア・セールス・ダイレクター ヨナス・ホルスト氏(右)と、セールス・オンデマンドの代表取締役社長・室崎肇氏(左)

一方、日本における製品展開について説明を行った、ブルーエアの国内総販売元であるセールス・オンデマンドの代表取締役社長・室崎肇氏によると、日本における空気清浄機の普及率は、1/3程度だそうです。中でもシェアを占めているのは3万円以下の製品ではあるものの、高価格帯の販売台数も徐々に増えてきているそうです。「リビングだけでなく、子ども部屋や寝室など、より多くの部屋に設置できるような製品で、空気清浄機の新しいニーズを開拓していきたい」と、市場動向の分析とともに、新製品にかける思いを語りました。

なお、Blue Pure 411は既にアメリカで先行発売され、日本は2番目とのこと。今後は、北米、ヨーロッパ、アジアといったように、ブルーエアが展開している世界各国で発売予定とのことです。今回セレクトされたカラーラインナップについては、「ブルーは弊社の基本カラーだが、アジアの家庭にマッチするようソフトタッチな色を選んだ」と、ホルスト氏はその理由を明かしました。

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