カラフルボードは10月12日、自社開発の感性を解析するパーソナル人工知能「SENSY」を活用した、人の味覚を解析して個人の嗜好に合ったお酒をパーソナルに提案する「SENSY ソムリエ」のカスタマー向けスマートフォン用アプリを発表した。事前登録が開始され、リリースは今秋を予定している。

「SENSY ソムリエ」は、感性を学習する1人1台のパーソナル人工知能「SENSY」がユーザーの味覚を解析して、ソムリエのようにワインを提案するアプリ。

同社によると、味覚は「定量的に測定することが困難」「同じワインでも人によって味の感じ方が異なる」「『美味しい』の定義が人それぞれ異なる」などの理由から科学的なアプローチが大変困難だという。

そこで、「SENSY」の持つ「パーソナル感性分析」のアプローチを味覚に応用することで、ユーザーレビュー(飲食後の感想)から一人ひとり異なる味覚をデジタル化してとらえる技術を開発。これにより、そのユーザーがまだ飲んだことのないワインであっても、味覚を予測して提案することが可能になるとしている。