ソフトブレーン・フィールドは10月12日、「プライベートブランド(以下PB)に関する調査」の結果を発表した。調査期間は2017年9月15~21日、調査対象はPOB会員「レシーポ」「レシートで貯める」アンケートモニター、有効回答は4,969人。

認知度1位は「トップバリュ」

まずPBの購入経験を聞くと、90.9%が「購入したことがある」と回答。購入頻度については、「頻繁に購入している」が26.4%、「ときどき購入している」が61.9%となった。

PB別の認知度をみると、1位はイオンの「トップバリュ」(89.2%)、2位はセブン&アイの「セブンプレミアム」(83.9%)と、上位2ブランドの認知度が圧倒的に高かった。以下、3位「ローソンセレクト」(53.7%)、4位「CO-OP」(44.9%)、5位「ファミリーマートコレクション」(34.6%)と続き、コンビニエンスストアが展開するPBも浸透していることがわかった。

PB別の認知度

最もよく利用するPBは、1位「トップバリュ」(35.3%)、2位「セブンプレミアム」(23.0%)、3位「みなさまのお墨付き」(10.6%)、4位「CO-OP」(5.9%)、5位「ローソンセレクト」(3.6%)の順となった。

最もよく利用するPB

PB購入時に重視するポイントは、「価格」が86.8%と圧倒的に多く、次いで「おいしさや味が好みであるか」が42.0%、「原材料や成分など」が32.0%と続いた。また4位の「どこの企業と作っているか」(27.7%)を重視する人も多く、情報公開が進む近年の状況を反映する結果となった。