LINEは10月10日、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」関連サービスを対象とした運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」において、新たに「LINEマンガ」上での広告配信を開始したと発表した。

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「LINE Ads Platform」は、広告配信を実施する企業が専用の管理画面から予算・期間・ユーザー属性・クリエイティブなどを登録・入札し、「LINE Ads Platform」のシステムにより広告が選定され、ユーザーに表示されるというシステム。

運用型配信システムに切り替えることで、枠数や予算上これまでLINE上に出稿できなかった企業も広く利用が可能になるという。また、広告の表示有無やその効果などを細かく確認・検証しながら運用することができるうえに、予算が限られているプロモーションへの対応や、売上予測や目標達成度等に合わせた配信が可能としている。

今回、広告配信が開始される「LINEマンガ」は、特別な電子ブックリーダーが不要で、気軽にマンガやノベル作品が楽しめるスマートフォン向け電子コミックサービス。ユーザーの属性は男女比率4:6で、全体に占める年代の内訳は15~19歳の利用が27%である一方、20~30代の利用も60%(20代:35%、30代:25%)となっている。

「LINEマンガ」への広告出稿により、広告主はより多くのターゲットにリーチできるようになり、また、動画広告の配信にも対応しているため、多様なクリエイティブでより訴求力のある広告展開が可能になるとしている。