TBS系日曜劇場『陸王』(10月15日スタート、毎週日曜21:00~)の特別試写会&舞台挨拶が8日、都内で行われ、主演の役所広司をはじめ、山崎賢人、竹内涼真、上白石萌音、風間俊介、小籔千豊、ピエール瀧が出席した。

左から山﨑賢人、役所広司、竹内涼真

ベストセラー作家・池井戸潤の同名小説を原作とする同ドラマは、かつては隆盛を誇った倒産寸前の足袋屋「こはぜ屋」が、仲間たちと共に復活を目指し、ランニングシューズの開発に挑んでいく物語。主人公の「こはぜ屋」四代目社長・宮沢紘一を役所広司、その長男・宮沢大地を山崎賢人、実業団「ダイワ食品」陸上競技部員・茂木裕人を竹内涼真が演じる。

この日の特別試写会&舞台挨拶には、応募総数約2万人の中から100倍もの倍率を勝ち抜いた200人が参加。司会者からその倍率について説明されると、喜びの拍手が起こった。そして、キャスト陣が登場すると会場のボルテージは急上昇し、竹内が「みなさんどうでしたか?」と第1話の感想を尋ねると、大きな拍手が起こった。

試写会では第1話に涙する人の姿も見られたが、キャスト陣も感動したようで、山崎は「いい話です。あらためて…」としみじみ。竹内は目を潤ませて「こみ上げてきそうなので、あまりしゃべりたくないんですけど………観ているときからずぶずぶだった。本当に感動しました」と話し、紘一の娘で大地の妹・宮沢茜役を演じる上白石も「感動して涙がとまりませんでした」と語った。

フォトセッションでは、出演者が客席に降りて観客をバックに撮影。その際、山崎と竹内が後ろを振り向いて笑顔を見せたり手を振ったりするたびに、「キャー!」と観客は大喜び。司会者の「日曜夜9時は?」という声かけに合わせ全員で「『陸王』」とポーズを決めて撮影が行われたが、山崎自ら「日曜夜9時は?」と声かけする場面も。すると竹内も「日曜夜9時は?」と続き、風間は声を出すタイミングを指示して盛り上げ、小籔は「水曜夜8時は?」とボケて笑いを誘った。