オリックス・レンテックとオリックス自動車は、11月初旬より福岡県福岡市を皮切りに、全国にてロボットの実機体験機会を提供する「移動 Robot Lab.車 全国ツアー」を開始することを発表した。また、それに併せて、複数メーカーの次世代ロボットを搭載したロボットショールームカー「移動 Robot Lab.車」を共同制作したことも発表した。

ロボットショールームカー「移動 Robot Lab.車」

移動 Robot Lab.車は、オリックス自動車が架装した特別仕様のトラックに、オリックス・レンテックがレンタル提供する次世代ロボットを搭載した車両。

今回の取り組みは、同社が2016年より行っている次世代ロボットのレンタルサービス「RoboRen」に合わせて、2017年にオープンしたロボットショールーム「Tokyo Robot Lab.」および「Tokyo Robot Lab.2」に来場が難しい企業にも、最新ロボットの体験をしてもらうために行うものであるという。

全国ツアーの第一弾では、九州・中国エリアなどの製造業やエレクトロニクス産業を中心とした企業を訪問予定。合計10機種のロボットを展示し、動作比較や操作方法などのデモを行う。期間は2017年の11月~12月を予定している。

展示予定の製品は、ABBの「YuMi」、Universal Robotsの「UR5」、ライフロボティクスの「CORO」、安川電機の「MOTOMAN HC-10」、日本電産シンポの追従運搬ロボット「THOUZER」、ソフトバンクロボティクスの「NAO」と「Pepper」、イノフィスの「マッスルスーツ」、ロボテックの電動バランサー「Moon Lifter(MLC-60K)」、DJIのドローン「MATRICE200」となっている。

展示予定の製品(一部)

ABBの「YuMi」

ライフロボティクスの「CORO」

日本電産シンポの追従運搬ロボット「THOUZER」

ソフトバンクロボティクスの「NAO」

イノフィスの「マッスルスーツ」

ロボテックの電動バランサー「Moon Lifter(MLC-60K)」

DJIのドローン「MATRICE200」