JR東日本は3日、会社発足30周年を記念して11月に実施するイベントの概要を発表した。芸術鑑賞ができる「GENBI SHINKANSEN」と、足湯付きの「とれいゆ つばさ」をそろって大宮駅で展示するイベントなど、4つのイベントを首都圏で順次開催する。

「GENBI SHINKANSEN」(JR東日本提供)

「とれいゆ つばさ」(JR東日本提供)

11月11日には、尾久駅構内と尾久車両センターで「第17回みんな集まれ! ふれあい鉄道フェスティバル」を開催。今年デビューした「HIGH RAIL1375」、東北の復興支援を目的として大船渡線で運転している「POKEMON with YOU トレイン」、新潟の酒がコンセプトの「越乃Shu*Kura」、E26系「カシオペア」などの車両が展示される。ヘッドマーク展示や転車台回転実演、鉄道グッズや駅弁の販売もある。

「GENBI SHINKANSEN」と「とれいゆ つばさ」がそろうのは、11月13日に大宮駅で開催する「大宮駅新幹線展示イベント」。どちらも車内見学できるほか、当選者に限り「とれいゆ つばさ」の足湯体験ができる。インターネットによる事前応募制で、1,300人を募集する。

11月18日には、「『HAPPY CHILD号』で行く『わくわく』『はっけん』日帰り体験ツアー」を開催。お座敷列車「宴」グリーン車を利用する親子向けのツアーで、両国駅の商業施設「-両国- 江戸NOREN」での相撲に関する体験学習と千葉公園での自然観察ができる。旅行代金は大人5,500円・小学生4,500円で、インターネットと首都圏のおもな駅にあるびゅうプラザ、大人の休日予約センターで申込みを受け付ける。

11月25・26日は池袋サンシャインシティ展示ホールBを会場に「JR東日本お客さま感謝祭」を開催。JR東日本グループ各社がブース出展し、駅弁投票企画「駅弁味の陣」の人気駅弁や「JR東日本おみやげグランプリ」受賞作品、「B-1グランプリ」出展団体のグルメ、東日本エリア各地の特産品、グループ各社のグッズなどを販売する。タカラトミーの協力による巨大ジオラマ展示や、新幹線をモチーフにした変形ロボ「シンカリオン」コーナーなども設ける。