三菱自動車は5日、「第45回 東京モーターショー2017」において、コンセプトカー「e-EVOLUTION CONCEPT」を世界初披露すると発表した。また、来春発売予定の新型コンパクトSUV「エクリプス クロス」(日本仕様)を日本初披露するほか、一般公開日では「アウトランダー PHEV」をはじめ国内で販売する主力モデルを含めた全12台を出品する。

三菱自動車「e-EVOLUTION CONCEPT」

「e-EVOLUTION CONCEPT」は、機動力に優れ多用途に応えるSUVを同社の技術の粋を集めて進化させたクロスオーバーSUVタイプの新世代ハイパフォーマンスEV。三菱自動車が得意とするEV技術と四輪制御技術に代表されるSUVノウハウを融合・進化させるとともに、新たにAI(人工知能)技術を搭載することによって、どんな気象条件や路面状況でもドライバーの意思と高度に同調し、意のままの安全で快適なドライビングを提供する。

「エクリプス クロス」は、スタイリッシュなクーペフォルムにダイナミックなSUVの機動力を融合させたクーペSUV。行動意欲をかき立てる個性的なデザイン、新たな楽しみへの閃きをもたらすコネクティビティ、四輪制御技術による安心して楽しめるドライビングフィールを特徴としている。

三菱自動車「エクリプス クロス」

その他、技術展示として「AIパーソナルアシスタント」や「スマートスピーカー」も紹介。「AIパーソナルアシスタント」は、車載のAIパーソナルアシスタントが人工知能技術やコネクティッドカー技術を活用して乗員を深く理解し、運転中の安心・安全のための適切な情報を提供するとともに、運転中のドライバーと在宅中の家族とのコミュニケーションをサポートするなど新たな体験も提供する。「スマートスピーカー」の展示では、コネクティッドカーサービスのひとつとして取り組んでいる車と家との連携の可能性について、「Amazon Echo」と「Google Home」を使用したデモンストレーションを行う。

「第45回 東京モーターショー2017」は東京ビッグサイトで10月25日から開催。10月28日から11月5日まで一般公開される。