サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて、調査レポート『「固太り」ってどうしたらいいの? 原因と解消法は? 』を公開した。

筋肉が固そうに張っている人は「固太り」の可能性が高い(※イメージ)

太っている人は大きく分けると、見た目がやわらかそうな「ぽっちゃりタイプ」と、肉質が固そうに張っている「固太りタイプ」の2つのタイプに分かれるという。

固太りの可能性がある人は、「太っていても筋肉量が多いように見える」「全体的にがっちりした印象」「上半身よりも下半身が太く見える」「肉をつかみにくい」「便秘がち」「食事量や内容を見直したり運動をしたりしてもなかなかやせない」といった特徴があるとのこと。ダイエットをした場合、固太りタイプはやせにくいと言われているという。

固太りは、長期間にわたりスポーツをしてやめてしまった人がなりやすいそうで、筋肉の間に脂肪が入りこんでいる「霜降り肉状態」のため固くなっており、実際に触ってみてもぽっちゃりタイプよりも固いという。

スポーツの経験が特にないのに固太りしている人の場合は、血流が悪いことも原因として挙げられるとしている。血流が悪化すると新陳代謝が滞るため、老廃物が排出されるまでに時間がかかるという。古くなって弾力を失った細胞が留まることが「固太り」につながり、シミ・シワ、ケガの治りが遅いなどのトラブルも現れるとのこと。

固太りを解消するには、血流を良くすることが重要なポイントで、「食事」「運動」「生活習慣の改善」の3つを組み合わせると相乗効果が得られるという。

「食事」は、量ではなく食べる内容を変えることをすすめている。冷たい食べ物・飲み物を日常的に口にしていると、体は冷えて血流が悪化する。口に入れるものは、なるべく常温~温かいものにするほか、体を温める効果があるとされる食品を摂取するのがよいという。

「運動」で気をつけたいのは、激しい運動をしないようにする。固太りの人が激しい運動(無酸素運動)をすると、速筋という固い筋肉がつき、固太りの解消にはならないとのこと。ウォーキング、ランニングなどの有酸素運動やストレッチ、ヨガなどのゆっくりとした運動が効果的であるという。

有酸素運動やゆっくりした運動を行うと血流がよくなり、基礎代謝のアップやインナーマッスルも鍛えられ、固くなった脂肪が燃焼しやすくなるとのこと。固くなっている部分をもみほぐすようにマッサージすることを日課にすると、さらに効果的だという。

固くなっている部分をもみほぐすようにマッサージすることも大切(※イメージ)

自律神経の乱れも血流を悪化させ、固太りを招く原因となるため、「生活習慣の改善」も重要とのこと。食事をなるべく決まった時間に規則正しく食べるようにすると体内時計が正しく機能するようになり、体のさまざまな機能も適切に働くようになるという。

入浴の習慣化も大切で、38~40度のお湯にゆっくり浸かると血流がよくなるだけでなく、リラックス効果があるので質の良い睡眠が得られるという。

詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事『「固太り」ってどうしたらいいの? 原因と解消法は? 』で解説している。