俳優の岡田義徳が、10月12日スタートのフジテレビ系ドラマ『刑事ゆがみ』(毎週木曜22:00~ ※初回15分拡大)の第1話にゲスト出演することが1日、明らかになった。9月に所属事務所を独立してから、再スタートを切る。

(左から)大後寿々花、岡田義徳、小倉由香=フジテレビ提供

弓神適当(浅野忠信)と羽生虎夫(神木隆之介)の凸凹コンビの刑事が難事件を解決していく同ドラマ。今回演じるのは、仕事・接待・家庭サービスに疲れ切ったサラリーマン・沢谷役で、電車内で痴漢をしたとして捕まるもの、現金を渡して警察には届けられずに済ませる。

岡田は、今回のキャラクターについて、「家庭でも会社でも"自分を演じなくてはいけない"ストレスを抱えている男だと思います。いろいろな場所に合わせた"顔"を持っていて、負荷がかかっている人は、今の社会で多いんじゃないかなと思いながら演じました」と紹介。主演の浅野とは、10年くらい前に一緒にバンドをやっていた仲で、撮影の合間に久しぶりに懐かしい話をしたりして、とても楽しかったです」と話した。

他にも、大後寿々花がダンス部に所属する女子大生・倉間藍子役。小倉由香が、その友人で痴漢被害にあい、階段からの転落死と思われた事件の被害者・押田マイ役で出演。

大後は「ダンス部の女子大生ということで、練習の時間が短くて緊張してしまいましたが、監督が現場で細かく指導してくださりなんとか乗り切りました」、小倉は「私も似たような(痴漢被害の)経験をしたことがあり、その時の怒りの気持ちを思い出しながら演じました」と、リアリティを持って臨んだことを語っている。