JR東海は26日、山梨県市川三郷町で11月5日開催の「はんこ日本一 六郷の里秋まつり」に合わせ、浜松~甲斐岩間間で臨時急行「いちかわみさと号」を運転すると発表した。

臨時急行「いちかわみさと号」は373系で運行(写真は特急「ふじかわ」)

臨時急行「いちかわみさと号」は373系3両編成で、浜松~甲斐岩間間を1往復運転。運転時刻は下りが浜松駅7時20分発・甲斐岩間駅10時34分着、上りは甲斐岩間駅14時17分発・浜松駅17時26分着となる。途中停車駅は袋井駅、掛川駅、島田駅、藤枝駅、焼津駅、静岡駅、清水駅、富士駅。全車指定席で、浜松~甲斐岩間間の料金(運賃と急行料金・指定席料金の合計額)は4,620円。急行券・指定席券は10月58日10時から全国のJRのおもな駅と旅行会社の窓口で発売する。

当日は市川三郷町の伝統工芸「はんこ」を押したイメージをデザインしたヘッドマークを掲出。富士~甲斐岩間間走行中の車内では下りと上りでデザインが異なる記念乗車証をプレゼントする。2・3号車では市川三郷町、富士川地域・身延線沿線観光振興協議会とJR東海による観光PRコーナーを設置。下り列車の車内では、市川三郷町の町長による観光案内や同町によるノベルティ配布と特産品を使ったお菓子や土産品の販売、JR東海の乗務員によるもてなしなどの車内イベントも行われる。

甲斐岩間駅では下り列車到着時に富士川地域の特産品プレゼントやウェルカムドリンク(柚子ドリンク)の提供、ご当地キャラクターによる出迎えなどの歓迎イベントがある。