サンケン電気は、IoT領域とパワーデバイスを組み合わせた「Power IoT」製品の開発を目的として、「新竹デザインセンター」を新竹県竹北市、台元サイエンスパーク内に10月2日付けで新設すると発表した。

同センターは、サンケン電気本社の技術本部から派生した分室として設立するもので、中華圏の市場を見据えた新技術開発の中核拠点として運営していく予定だとしている。開所後は、2014年2月から参入したデジタル制御電源向け専用マイコンを中心としたシステム開発およびファームウェア開発に注力し、Power IoT製品のラインアップ拡大を目指すという。

なお、同センター設立時の人員構成は5人で、2018年4月には10人を目指すとしている。