昭和電工は9月25日、1プラッタあたり1TBの容量を実現した2.5インチサイズのハードディスクの出荷を開始したこと、ならびに東芝デバイス&ストレージのHDD「MQ04ABF100」に採用されたことを発表した。

同ハードディスクは、同社の垂直磁気記録方式の2.5インチハードディスクとしては第9世代品であり、第8世代品比で1プラッタあたり250GBの容量増を達成したこととなる。

なお、同社では第9世代技術を用いた3.5インチのハードディスクの開発も進めており、2018年初頭の出荷を計画している。もし、これが実現されれば、同社が提供する3.5インチハードディスクの1プラッタ当たりの容量は1.5~1.8TBに引き上げられることとなる。