ALBERT(アルベルト)は9月27日、人工知能(AI)及び機械学習の領域で日本マイクロソフトとの連携を強化し、「Microsoft Azure活用ソリューション」の提供を開始した。

新ソリューションは、AI及び機械学習技術のビジネス利用を支援するビッグデータ利用ソリューション。手始めとして、「親和性スコア on Microsoft Azure」、「ディープラーニング導入支援 on Microsoft Azure」、「smarticA!DMP on Microsoft Azure」の3種類のソリューションを提供開始する。

親和性スコアは、商品やブランドなどと個々の顧客の親和度を測るために同社が独自に開発した指で、BIやマーケティング・オートメーションなどと連携することで、購入確度の高い見込み客へのメールやカタログ送付、効率的なクーポン配布、解約リスクのある顧客へのアプローチなど、適切なターゲティングが可能になるという。

親和性スコア

ディープラーニング導入支援では、ディープ・ラーニングの具体的な利用領域やその方法、利用によって得られるビジネス・インパクトなどを体系的にコンサルティングしながら、各クライアントのビジネス課題に合わせたディープ・ラーニングの導入をトータルに支援する。システム化や製品化においては、オープンソースのディープ・ラーニング・フレームワークであるChainerとAzureで実装するとのこと。

ディープラーニング導入支援

smarticA!DMPは、売上/コンタクト履歴/ユーザー属性/アクセス・ログなど、企業が持つ多様なデータをリアルタイムに蓄積・統合した上で自動的に分析し、オムニチャネルにおけるマーケティング施策を自動実行する、データ・マネジメント・プラットフォームという。

smarticA!DMP