オムロンは9月26日、加工装置の生産性を向上させるNC統合コントローラ「NJ/NYシリーズ」を10月2日よりグローバルで一斉に発売すると発表した。

NC統合コントローラは、マシンオートメーションコントローラにGコード対応や数値演算制御(NC)機能を搭載することで、高精度な複雑形状加工と、加工装置の生産能力向上を実現するコントローラだが、近年のニーズの多様化による商品変更や技術の進化への対応などが生じており、製造現場でもより複雑な加工をより高い生産性で実現することが求められるようになってきている。

同コントローラは、PLC機能とNC機能を統合し、1制御周期内でPLCとNCのプログラムを実行することで、NCで制御する加工機とPLCで制御する周辺装置間の信号のやり取りにおいて発生する待ち時間(インタロック待ち時間)が、別々のコントローラを使用する場合と比較して1/4に短縮。設計どおりのタイミングで複数の工数を同期させることが可能なほか、機器の構成設定、プログラミング、モニタリング機能のほか、3Dモーションシミュレーションにも対応した統合開発環境「Sysmac Studio」に、NC設定、Gコードプログラミング機能を搭載したことで、CAD/CAMで自動生成された加工プログラムをコントローラに取り込むことができるようになり、複雑形状加工のプログラム設計、プログラミング作業工数の軽減が可能となった。

さらに、Sysmac Studioを利用することで、加工装置のプログラム開発とデバッグが1つのソフトウェアで可能となり、開発期間の短縮などが図れるようになるという。

なお、NYシリーズが産業用パネル型PCとなっており、画面サイズが15.4型もしくは12.1型、SSDの容量との組み合わせで4機種がラインアップ。一方のNJシリーズはビルディングブロック型の製品となっている。

左がマシンオートメーションコントローラNJシリーズ「形NJ501-5300」、右がIPCマシンコントローラNYシリーズ「形NY532-5400」