9月30日よりNHK総合でスタートする『NHKスペシャル シリーズ 人体~神秘の巨大ネットワーク~「プロローグ」』(21:00~21:59 全8回シリーズ)の試写会が25日、東京・渋谷の同局で行われ、タレントのタモリ、山中伸弥 京都大学教授、久保田祐佳アナウンサーが出席した。

左から久保田祐佳アナウンサー、タモリ、山中伸弥教授

医学の進歩により、これまで想像もできなかった人体の新しい世界観が見え始めている現在。『NHKスペシャル』では、"ネットワークとしての人体"という視点から、最新医学の潮流を全8回にわたって描いていく。

この日は第1回の試写会が行われ、試写会後に番組MCを務めるタモリらが登壇。28年前の1989年に放送された『NHKスペシャル』の『驚異の小宇宙・人体』にも出演したタモリは「あれから28年が経ち、またお声を掛けていただいてうれしいです。28年の間に驚異的な映像の技術の進歩があり、改めて歳月はすごいものだと思いました」と感慨深げ。1989年当時は研究をスタートした年だったという山中教授は「僕よりも10歳ぐらい下の人たちがあの番組を見て医者になろうと思った方をたくさん知っています」と明かしながら、「タモリさんや久保田さんとご一緒できてラッキーだと思っています。何とかこの番組を見て医学や生命科学を目指す若者が出てくるように一緒に頑張っていきたいと思います」と意欲を見せた。

2人のアシスタントを務める久保田アナは、同番組が出産後初めての出演番組。「タモリさんと『ブラタモリ』でご一緒したのが2008年。それから10年近く経ち、結婚してまたこの番組でご一緒するということでご縁を感じています」とタモリとの再会に笑顔。そんな久保田アナに対してタモリは「あの時は25歳だったと思いますが、それからNHKを見ていてお局さんになるのかと思いました」と笑わせつつ、「今度またご一緒し、出産してから今は授乳という過程に入り、すごい変化ですよね。あの時は結婚もまだ思っていませんでした。その変化に感慨深いものがありますよ」と喜んだ。また、『ブラタモリ』でナレーションを務めている草なぎ剛が先日、ジャニーズ事務所を退所したが、「草なぎにエールは?」と報道陣から投げ掛けられたタモリは「連絡があれば伝えますが」と回答していた。