実物大ユニコーンガンダム立像

東京・ダイバーシティ東京 プラザ フェスティバル広場で建造されていた実物大ユニコーンガンダム立像が完成した。24日からの一般公開に先立ち、23日には「実物大ユニコーンガンダム立像スペシャルセレモニー」が行われた。さらにサンライズの宮河恭夫社長から、来春にユニコーンの新プロジェクトが発表されることも明らかになった。

ユニコーンガンダムは、OVA版の「ガンダム」としてはBlu-ray&DVD累計出荷数の最高記録を達成した人気作『機動戦士ガンダムUC』に登場したモビルスーツ(MS)。同機が選ばれた理由については、『機動戦士ガンダム』に連なる宇宙世紀の作品であること、そして、小説から始まり、BDでの展開など、「ガンダム」作品としては異例の"チャレンジ"をしたエポックメイキングな作品であったこと。そして、「ユニコーンガンダム」が劇中で"可能性"を象徴する機体であることもこれからに相応しいと説明されていた。

「実物大ユニコーンガンダム立像」は、3月5日に撤去された「RG1/1 RX-78-2ガンダム Ver.GFT」にかわって設置される湾岸エリアの新たなシンボル。ビジュアル面では、メカニックデザイナーのカトキハジメ氏による新規デカールが追加されている。加えて今回最大の目玉となっているのが、デストロイモードへの変形機構の再現。角の開閉、顔のモード変更、肩・腰・膝パーツの展開などのギミックに加え、劇中同様に赤と緑の発光も再現する。立像名称は「RX-0 ユニコーンガンダム Ver. TWC(TOKYO WATER FRONT CITY)」で、全高:19.7m、重量:49t。発光箇所は50か所。

イベントにはゲストとしてバナージ・リンクス役の内山昂輝に加え、『機動戦士ガンダムUC』の楽曲を担当する澤野弘之氏、Tielle、SUGIZOらが参加。楽曲の生演奏を披露した。宮河氏が明かしたユニコーンガンダムの新プロジェクトについては、詳細は発表されなかった。

9月24日のオープン後は昼・夜それぞれのスケジュールで立像演出も開始される。なお、20:30の回「翔べ! ガンダム2017」にはMVにユニコーンガンダムが登場するコラボ演出も見られた。

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