Chromium Blogに9月20日(米国時間)に掲載された記事「Chromium Blog: Chrome 62 Beta: Network Quality Estimator API, OpenType variable fonts, and media capture from DOM elements」が、Chrome 62 Betaに追加された新機能や変更点について伝えた。紹介されている主な注目の変更点は次のとおり。

  • Network Information APIの機を拡張。これまでよりも正確に、そして現状に即した形で通信速度やスループットを推測することが可能になった。こうした機能を活用することで通信帯域に適したコンテンツを提供するといったことが可能になる
  • OpenType Variable Fontsに対応。これまではレギュラーやボールドといった固定された形で提供されていたが、より柔軟に多くの見た目を提供することが可能になる。データ量を増やすこがなく、より柔軟にさまざまなスタイルでの表示が可能になる

OpenType Variable Fontsのサポートで単一のデータからさまざまな形を実現可能

OpenType Variable Fontsのサポートで単一のデータからさまざまな形を実現可能

Google Chromeはデスクトップ向けブラウザとしてもスマートフォン/タブレットデバイス向けのブラウザとしても最も高いシェアを確保しているが、さらにシェアを増やす傾向を見せている。Google Chromeで実装される機能はほかの主要ブラウザにおいても実装される可能性が高い。