元THE BOOMのボーカル宮沢和史の長男でモデルの宮沢氷魚が、綾野剛主演のTBS系ドラマ『コウノドリ』の新シリーズ(10月13日スタート、毎週金曜22:00~)に新レギュラーとして出演することが22日、明らかになった。

ゆとり世代研修医・赤西吾郎を演じる宮沢氷魚

講談社『モーニング』にて人気連載中の鈴ノ木ユウが描く同名漫画が原作。2015年10月期に放送された前作に引き続き、産婦人科医と天才ピアニストの2つの顔を持つミステリアスな主人公・鴻鳥サクラを綾野剛が演じるほか、松岡茉優、吉田羊、坂口健太郎、星野源、大森南朋らオリジナルメンバーが続投する中、人気俳優の登竜門ともいえる『MEN'S NON-NO』の専属モデルとして活躍中の宮沢の出演が決定した。先輩メンノンモデルの坂口健太郎は前作で連続ドラマデビューを果たしたが、宮沢は本作で俳優デビューを飾る。

宮沢が演じるのは、ペルソナ総合医療センターの産科をスーパーローテート中の前期研修医・赤西吾郎。赤西産婦人科の息子で、事あるごとに同じ"ジュニア"である四宮(星野源)から愛ある鞭を受ける。親と同じ産婦人科医になることに抵抗もあり、どの科を選択するのか決めかねているという役どころだ。先輩産婦人科医・四宮とのバトルのような掛け合いも見どころである。

宮沢は「以前から拝見していた大好きなドラマだったので、自分が出演できるとは思ってもいませんでした。ましてや、今回が僕にとって初のドラマ出演。とても光栄で、大きなチャンスをいただいたことを日々痛感しています」とコメント。宮沢自身も父は元THE BOOMの宮沢和史という“ジュニア”であり、“ジュニア”であることに「共感できる」と語る。今回、父・和史にもアドバイスをもらったという。

また、「僕は三人兄弟の長男で、下の二人の面倒を小さいころから見てきていたので、自分なりに生まれてくる命の重大さを感じてきたつもりでいました」と言うも、今回の出演で「一般的にはなかなか知られていない産科の事情、産後うつや育児放棄の実態など・・・また自分に子どもが生まれた時、自分はなにを思い、どう向き合うのかということまで考えるようになりました」と告白。「このドラマを通して僕が演じる赤西吾郎だけでなく、自分自身も成長していけたらなと思います」と意気込んでいる。

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