乳がんの早期発見者は、乳がん検診をどれくらいの頻度で受けていた?

ドコモ・ヘルスケアはこのほど、乳がん罹患者を対象にした「乳がん」に関するアンケートの結果を明らかにした。同調査は8月21日~9月4日、乳がん患者160人を対象にインターネットで実施したもの。

乳がんに気づいたきっかけ

乳がんに気づいたきっかけを尋ねたところ、40%が「セルフチェック」、37%が医療機関での「マンモグラフィ検査」と回答した。次いで「超音波検査」(19%)、「視触診」(14%)となっている。「その他」と回答した人の中には「たまたましこりに触れて気づいた」というコメントも見られた。

乳がんのステージが0もしくは1の早期発見者に乳がんと診断される前の検診受診頻度を聞いたところ、37%が「年1回」、16%が「2年に1回」、3%が「年に2回以上」と回答した。合わせると56%で、早期発見者の半数以上が乳がん発見前に2年に1回以上の頻度で検診を受けていたことがわかった。

乳がんと診断される前の検診受診頻度

乳がん発見後、病気に関する情報をどこから収集したか尋ねると、63%が「インターネット」と回答した。「主治医」(78%)の次に多くなっている。「同じ病気の患者のブログ」(31%)が「看護師など主治医以外の医療者」(25%)を5ポイント上回っており、インターネット上の情報を頼りにしていることが明らかとなった。

乳がん発見後、病気に関する情報をどこから収集しましたか?

乳がん発見前に何らかの仕事をしていた人に乳がん発見後の就労状況について聞くと、46%が「休職せず仕事を続けた」と回答した。休職後復職した人や仕事をやめた後に再就職した人を合わせると、79%が罹患中の現在も何らかの仕事に就いていると答えている。

乳がん発見後の就労状況

乳がんを経験した立場から、他の女性たちに勧めたいことについて聞いたところ、「仕事は続けた方が良い」というアドバイスが多く集まった。

乳がん発見後、治療と仕事の両立について誰に相談したか尋ねると、36%が「会社の上司・同僚」と回答した。2位は「主治医」(30%)、3位は「家族」(28%)となっている。18%は「誰にも相談していない」と答えており、「友人・知人」(12%)よりも上回った。

乳がん発見後、治療と仕事の両立について誰に相談しましたか

湘南記念病院乳がんセンター長の土井卓子先生は、セルフチェックのタイミングは「月経後が適切」と語っている。しかし、セルフチェックで発見できるのは、ある程度大きくなってからのがんであるとのこと。セルフチェックだけで安心するのではなく、マンモグラフィ検診も定期的に受診することを推奨している。

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